排便のときに、ちくわのような筒状の粘膜が約5〜10cmも脱出する場合は、直腸の一部が脱出する直腸脱です。 直腸脱は、肛門括約筋がまったく機能をしなくなる、つまり、肛門の締まりが失われるために起こります。 先天性のものと老化による後天性のものがあります。

直腸脱になると、肛門を締める括約筋の働きが弱くなるので 、直腸が脱出するときに粘液もいっしょに出てきて、肛門周囲がかぶれることがあります。

対処法としては、あおむけに寝て両足を体に引きつけ、お尻を高くし、深呼吸をして、 息を吸い込んだそのときに、軽く手を添えて押し戻してやると、脱出した直腸は元に戻ります。