近年さまざまなアレルギー症が増加
花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が増えています。
花粉症の患者数は約1300万人、アトピー性皮膚炎の患者数は
約28万人(平成14年)で、
毎年、増加の傾向にあります。国民の10人に1人という
花粉症の年間の治療費と薬代は、
約2200億円になるといわれ、アレルギー症が減れば、多額の医療費が節約できることがわかります。
免疫細胞とアレルギー
免疫細胞は、血管やリンパ管の中を流れて体内をパトロールしています。
そして、体によくない細菌や異物が侵入したのを見つけるとただちに攻撃し、
排除して健康を保ちます。
<腸内免疫を高めアレルギーを予防>
Th1細胞を増やすのは、善玉菌のビフィズス菌であることがわかってきました。
そのため、ヨーグルトなどを食べてビフィズス菌を増やすとTh1も増えるので、
アレルギー症を抑えることができるのです。