現在、痔の治療法で、なるべく肛門の筋肉機能を残した状態で肛門括約筋を保護しながら行う手術法です。 そうすることで、肛門括約筋をまったく傷つけません。 そのため、筋肉を傷つけることによって起こる後遺症の心配が、いっさいありません。


内痔核に対して、ほとんどの肛門科で行われている手術が、痔核結紮切除術という方法です。 内痔核は多くの場合、肛門管の歯状線より奥の、時計に見立てて3時、 7時、11時の部分の三箇所に位置する血管に3〜4個できます。

その3〜4個の痔核それぞれに対して、それらの血管流入部の根元を縛って(結紮して)、 痔核を切除します。その後、肛門粘膜を寄せ合わせて縫っておく半閉鎖法を行う場合と、 縫わないでそのままにしておく方法とがあります。